ボーキサイトという鉱石を原料とした金属で、正式名称はアルミニウム(aluminium)。軽くて錆びにくい、加工がしやすいなどの特徴を持つことから金属素材としては鉄に次ぐ頻度で多方面に利用されています。
特徴・性質
- 軽い:アルミは銅や鉄など他の代表的な金属と比べ圧倒的に軽量です。その特性から自動車、航空機、大型の機械など重量増加を抑えたい場合や軽快な高速回転が必要な部位の素材に利用されます。
- 強い:純アルミは軽くて柔らかく加工がしやすい性質を持つ反面傷つきやすいという欠点も持っています。そこを補うために亜鉛やマグネシウムなどと合わせ強度を保つ合金として使用されるのが一般的です。強度を得たアルミ合金(ジュラルミンなど)は輸送機器や建築物の構造素材として用いられます。
- 耐食性が高い:表面に酸化被膜が生成されるので腐食を防止し錆びにくいという特性を持ちます。
- 省エネ:アルミはリサイクルしやすい金属であり、リサイクル時の必要エネルギーも新地金での製造に比べわずか3%で済みますのでエコロジーな素材といえます。
用途
表彰用品・記念品では主に木板、ガラス本体の表面に取り付ける表彰板、トロフィーなどの台座に取り付けるプレート(銘板)に使用され、真鍮やステンレスに比べ明るく軽快な印象を持つ製品に仕上がります。セミオーダー品では下記画像のような本体そのものをアルミで製造した商品もございます。