表彰記念品には優勝カップ、メダル、小物で言えばペーパーウェイト、置時計などがあります。その中で一般的なのは「トロフィー」と「表彰楯」になります。お客様からのお問い合わせでお話を聞いていますと「トロフィーを探しているんだけど」という内容ですが、よくよく聞いてみますとその実、楯をお探しになっていることなどがあります。ここではそのトロフィーと楯の違いをご説明致します。
違い
『ありません』
元も子も無いと思われるかもしれませんが事実です。下記画像の(向かって)左側のようなプライズは一般的にトロフィーと呼ばれます。右側は楯と呼ばれることが多いです。イメージとしてはトロフィーは細身でスタイリッシュな造形のもの。楯は横幅があり、どっしりと構え存在感を放つプライズという印象があると思います。
微妙な造形
では、下記画像のような商品はいかがでしょう。横幅は100㎜あり、ある程度の文言も入れられます。ですが、Aメーカーはその横幅あるものをトロフィーと呼び、Bメーカーは楯と呼びます。また、サイズが違えば同じ商品でも横幅が異なることも多々あります(Aサイズ横幅100㎜、Dサイズサイズ横幅60㎜、等)。
由来
元々トロフィーは戦利品・戦勝品を意味するギリシャ語のTropaion(古代ギリシャ語のτρόπαιον)が語源とされ、特に形状を示す言葉ではありませんでした(なので、海外では現代でも優勝カップもトロフィーと呼ぶことが多々あります)。また、盾も元来は敵から飛んできた矢を避ける為の物であったり、銃弾や刀などから身を守る防御に使う道具でしたが、平和な世の中になり、表彰で使用するそれと似た形状のものを盾(楯)と呼んでいたにすぎません。
検索のポイント
上記により、「横幅○○㎜以上は楯、未満はトロフィー」といった明確な呼び分けは存在しません。ご希望の商品をお探しになるポイントですが、「とにかく色んな商品を見てみたい」という場合は単に「トロフィー」と検索すると、優勝カップや表彰楯もヒットしますので、造形、金額、納期、素材など幅広くご検討いただけます。「あなたは~ …よってここに表彰致します」というような文章を入れたいとお考えの場合は「表彰楯」で検索すると比較的文章を入れやすい商品がヒットします。また、そこに「表彰板」「文章」なども追加すると加工範囲が狭い商品は除外されやすくなりますので、長文可能なものが見つけやすくなります。弊社にお問い合わせいただきましたら、専門スタッフが内容をお聞きしましてご希望にあった商品をご提案致します。